大阪万博記念公園で連帯フェスタ

好天に恵まれた4月22日、RENTAI FESTA 2018が万博記念公園お祭り広場で開かれた。今年のテーマは〝Family ~1番大切なアナタへ~〟。組合員と家族・友人ら1万人が集まり、賑やかに交流した。

関生太鼓の響きとともに開会したFESTA第1部は記念式典。主催者を代表して、武建一関生支部委員長は、「生コン関連の春闘では6年連続で賃上げ1万円を獲得。また、昨年12月にはセメント・生コンの輸送運賃を引き上げるためにストライキに立ち上がり、近畿のほぼ全域で合意した。大阪広域生コン協組の一部執行部が成果をなきものにしようと関生支部攻撃を仕掛けているが、私たちはこの策動を断固粉砕する。私たちの課題は何か。辺野古新基地建設阻止、原発再稼働阻止、そして、戦争政策や憲法改悪に反対する。こうした運動を発展させるために最も大切なのは、職場でのストライキを中心とした労働者の闘いだ。今日一日、十分に楽しんで、英気を養ってほしい」と述べた。

各界の来賓あいさつでは、服部良一さん(社民党大阪府連代表、元衆議院議員)が「自衛隊員が国会議員に文句を言う。これは戦前の軍部を思い起こさせる事件であり、非常に危険な動きだ。現在の政治を変えるために一緒にがんばろう」とよびかけ、森友疑惑を最初に指摘した木村真さん(豊中市議)が「安倍政権は公文書改ざんという重大な犯罪を行っている。内閣総辞職は当然だ。自ら辞めないのであれば私たちの声で安倍政権を退場させよう」と訴えた。

第2部は、KYOHEI・クマガイタツロウ・廣川陽子・田中けいこ・桂福丸による軽妙な司会で進行。朝鮮舞踊、サムルノリ(韓国伝統楽器を使った演奏)、ファンタスティックイージーによるフィットネス・川口真由美ライヴ、キャラクターショーなど多彩なステージ。

「ミラクルひかる」によるものまねライヴ、徳之島ステージ、ワタナベフラワーライヴと続き、メインのDa-iCEライヴでは大勢の観客がステージを囲み、会場とステージが一体となって盛り上がりは最高潮に。お楽しみ抽選会では、「旅行券10万円分」など豪華賞品が盛りだくさん。当選番号発表の度に歓声とため息が漏れた。

各出店も大盛況。気温が上がり「夏日」となったこの日。ビールやジュースが飛ぶように売れ、組合員・協力団体の出店では焼きそばや唐揚げなど定番メニューに人気が集まった。また、「大阪グルメサミット」の出店には肉巻きおにぎりやフライドポテト、かき氷などを求めて長蛇の列が。さらに、朝日分会によるヨーヨー・スーパーボールすくい、全港湾大阪支部によるキャラクターすくいは子どもたちで大賑わいだった。(関西地区生コン支部機関紙部)