パンフレット『共犯者になるのか? 生コン業界×レイシスト』

大阪広域生コン協組とレイシスト集団を「醜悪な癒着」と強く批判して、著名なジャーナリストらが5月に公表した共同声明に反響が広がっている。この共同声明の背景を描いた漫画パンフレットが発刊された。

 

『共犯者になるのか? 生コン業界×レイシスト』と題したこのパンフレット、2匹のネコが主人公の漫画。今年1月、たまたま通りかかった大阪のヨドバシ梅田前で、ヘイトスピーチで悪名をはせた人物たちが日の丸と旭日旗を立てた街頭宣伝にでくわす場面からはじまる。

「企業ゴロですよ!」「あっちの人間もぎょうさんおる反日の団体です」と、マイクを握る男の絶叫するなか、ちょっとオトボケなネコは、「タカリのプロ集団『連帯ユニオン』関西地区生コン支部の威力業務妨害事件」と書かれた、毒々しいビラを手渡された。

「わ~ 連帯ユニオンって 悪いんだね~!」。ビラを手にしたネコは、素直にそう思った・・・

そんな風にはじまるパンフレットは、関西の生コン業界でおきている異様な事態の背景でなにがおきたのか、そして、どうして著名なジャーナリスト、作家、学者たちが共同声明を出すに至ったかを、簡潔に描き出している。

漫 画 葛西映子
編集・発行 連帯ユニオン
初版発行 2018年5月20日
頒 価 100円 *10部以上1000円、30部以上2000円(いずれも送料込み)

お問い合わせは連帯ユニオンまで。
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