辺野古の海に土砂を搬入するな

8月8~11日、平和フォーラムの辺野古現地闘争の派遣団に連帯ユニオンの仲間が参加した。

出発当日の8月8日は台風接近のため欠航のおそれがありましたが、なんとか那覇空港にたどり着きました。
9日は辺野古ゲート前の座り込みに参加するため、早朝に県庁前広場からバスに乗って現地に向かいました。バスの中で沖縄平和運動センターから8月に入り土砂搬入は中断状態だと説明がありました。実際に現地に到着すると米軍キャンプシュワブのゲート前は政府に雇われた警備員が立っているだけでした。日米両政府が埋め立て反対を求める県民と運動団体の8月集中行動を知り、それを恐れたのでしょう。
10日は海上から埋め立て現場の様子を見るため船に乗りました。大浦湾に出るとすぐさま海上保安庁やマリンセキュリティーなどのゴムボートが真横に並んで「ここは立ち入り禁止区域ですから速やかに出てください」と警告を始めました。船の下には珊瑚が肉眼で見透せる海が広がっていました。船長から産卵に来たウミガメが埋め立て工事で産卵場を失って、海中をさまよう姿を何度も見たという話を聞きました。動物好きな私は悲しくてたまりませんでした。こんなきれいな海は観光やダイビングスポットとなるべき場所で、軍事基地を建設する場所ではないと想いました。最後に改めて翁長知事の逝去にともない、そのご冥福を祈るとともに全国の仲間と一丸となって新基地建設阻止のため闘うことを誓って哀悼の誠を捧げたいと思います。(関東支部委員長・山田義宏)

沖縄に着いて早々に翁長沖縄県知事の訃報を知り、耳を疑いました。辺野古のキャンプシュワブでは、8月4日から建設資材の搬入は行われていませんでした。ゲート前行動に参加した2日間は、座り込みやデモ行進、テント内での集会を行いました。直接的な闘いはなかったものの、全国から集まった参加者からは、涙ぐみながら翁長知事を偲ぶ声やその志を改めて深く胸に刻み奮闘する決意を聞き、更なる運動の大きなうねりを感じました。
私は初めて辺野古の座り込みに参加しましたが、座り込みを妨害する柵やバリロード(交通規制材)の設置などあからさまな妨害を目にして怒りを覚えました。また、埋め立て予定地の海では民間警備会社のボートのエスコートで、海岸線を囲うように造られた護岸(四角形)を遠くから目にしました。帰りのバスの中で生物学の先生から基地建設のため護岸の内側に生息していた生き物たちが死に追いやられようとしている実態を説明され、この美しい海を守っていきたいと改めて強く思いました。
大きな象徴でもあった翁長知事を喪い、自分で目にしてきた沖縄の美しい自然を壊してまで強行する基地建設に改めて反対する決意を固めました。(関東支部副委員長・堀内克己)