奈良県警は襲撃犯を逮捕しろ!

「奈良県警は市民の味方じゃないのか!」――観光客で賑わう奈良公園一帯に、デモ隊のシュプレヒコールが響きわたり、注目を集めた。

11月25日(日)午後、3連休最終日とあって、たくさんの観光客で賑わうJR奈良駅広場で、「エム・ケイ運輸闘争総決起集会」がひらかれ、関西地域の各労組代表ら240人が参加した。

この集会は、エム・ケイ運輸(奈良県大和郡山市)でおきた分会長襲撃事件からおよそ2年が経つのに、奈良県警がいまだに襲撃犯を逮捕しないことに抗議するもの。

この間、連帯ユニオンは、平和フォーラムの各都道府県組織や単産の協力を得て、奈良県警に対して襲撃犯の早期逮捕を求める署名活動を展開。大和郡山市の各町内や奈良県庁前、また東京では警察庁前などで、ビラ配布と街頭宣伝にとりくんできた。

集会横断幕の前には、その活動で集まった2万筆を超す署名が積み上げられた。

主催者を代表して連帯ユニオン近畿地区トラック支部の広瀬英司委員長は、「襲撃事件は殺人未遂ともいうべき悪質非道なもの。状況証拠から会社の関与も濃厚だ。襲撃犯の目星はついていると説明しておきながら2年経っても逮捕しないのは、会社をかばっているからとしか考えられない。警察は市民の味方ではないのか。いま関西地区生コン支部に異常な権力弾圧がかけられている。この弾圧に反対するたたかいと一体となって勝利するまでがんばろう」と熱烈に訴えた。

集会終了後は奈良公園までデモ行進。3連休最終日とあって、多くの観光客で賑わう通りでは、「奈良県警は逮捕しろ!」「奈良県警は悪質な企業の見方をするな!」とのシュプレヒコールをくりかえす私たちの隊列に、たくさんのスマホやカメラが向けられ、注目が集まった。

さらにデモ参加者は奈良県警に向かい、県警本部の担当者が署名を受け取るとともに、なぜ2年経っても逮捕しないのか説明するよう求めた。しかし、県警は刑事部の担当者が不在を理由に説明を拒否。不誠実きわまりない県警の対応について、今後、国会においても問題を取り上げ、ひきつづき早期逮捕と真相解明を求めていく予定だ。